具体的な補償範囲について

火災保険は住宅に火災が発生した場合に備えるための保険です。当然火事が起こったときに生じた損害を補償してくれるものですが、火事といっても起こるシチュエーションが異なってきますし、損害を受ける財産の種類も幅広くなります。どこまで保障されるのかが重要なポイントとなってくるのです。火災保険の基本となる火災ではまず原因が挙げられます。通常の火災はもちろん、爆発や落雷といった原因で火災が発生したり、損害が生じた場合にも家屋の損害が補償されます。それから火災によって必要になった臨時費用。たとえば引越しや残った家財を運搬した費用など。あとは失火見舞金。火事は急に発生するもの。突然お金が必要になった場合に備えて見舞金が給付されます。あとは残存物を片付ける際に発生する費用。もう住めなくなってしまうくらいまで火災の被害が広がった場合、残った家財を片付る手間や費用がかなりかかります。その際に発生する費用を補償してくれるものです。以上に挙げたものはほぼすべての火災保険で保障されるものです。それに対して保険商品ごとに適用されるか異なってくる保障もあります。たとえば火事場泥棒によって生じた盗難の被害、あるいは家財を持ち出した際に破損するなどの損害が生じた場合、さらには賃貸物件の場合は家主に対する賠償、あるいは近隣に延焼して損害を出してしまった場合の賠償などを保障する保険商品もあります。ですから、火災保険に加入する場合にはどの程度まで保障を適用されるのかをよく考える必要があるのです。当然範囲が広く、手厚いほど保険料が割高になります。数十年にわたって加入し続ける保険だけに、長期的な視野に立った判断が求められるでしょう。

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